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さほの恋活修行記

恋活するアラサー女による、恋活の成功失敗記録

「モテ」とは何なのか

よく

『モテるでしょ』

と言われることがあるんだけど

 

謙遜とかではなく

別にモテない

 

「モテるでしょ」を繰り出してくるのは

たいてい

 

初対面の男性や

付き合いの浅い女性

 

日頃仲良くしてる友達には

全然言われないよ

(たぶん中身がクズなの知ってるから)

 

 

小綺麗にしてるってことなのか?

 

うん してるよ家以外では

礼儀としてね

ハンカチとティッシュも持ってるタイプよ

 

 

男が好きそうな外見?

 

おしゃれ上手ではないが

ダサくもない無難なラインだなーと

自分でも思うよ

でもそういうテイスト好きで着てるだけ

男ウケのために着てるわけではない

 

顔は特別目を惹く美人ではないが

それなりだしメイクも濃すぎずだよ

濃くするとニューハーフ顔になるからね

(正確には

  「タイの美人なオカマ」と言われたが

  この素直に喜べないかんじ なんだろうね)

 

 

前に

ズバっと物事を言ってくれる

大事な友達に

この「モテ」の話をしたところ

 

『さほはさ、

    「俺でもいけるラインの美人」

    なんだよね

    高嶺の花じゃないの

    落とせそうなの

    彼女として友達に紹介したら

  「お前の彼女かわいーじゃん!」

    って言われてちょっと優越感にひたれるし

    一見おっとりしてそうだから

    強く押したら落とせそうだし

    だから言い寄ってくる奴は多いんだよ

    でも

    付き合ってみると意外と頑固だし

    笑顔に惚れたはずなのに

    空腹時の不機嫌さハンパないし

    「おれが思ってた

    イージーでかわいいタイプではない…」

    ってなって去っていくよね だいたい』

 

 

なるほどな

 

なんか色々痛い←

 

ていうか

「イージーでかわいいタイプ」

ってなんだよ

 

「イージーでかわいい」女こそ

実は計算高くてしたたかなんだぞ!

 

 

 

…という話は置いといて

 

 

まぁ そういう意味では

はじめの部分はモテているのかもしれない

 

でもそれって

上部(うわべ)だけってことだよなぁ

 

 

 

 

わたしが

「本当の意味でモテている」

と思う友達がいて

 

 

彼女は

かなりゴーイングマイウェイで

 

人を

『今日午前中は予定あるから

    それ終わったら13時からランチしない?』

といきなり誘っておいて

『今、体質改善のためランチ抜いてるの

    でも気にせず食べてね

    わたしはお茶飲んでるから』

などと言い

『15時から別の予定があるの~』

とあっさりさよならする

 

どんなに辺鄙で遠い場所でも

『今△△にいるんだけど

    ○○ちゃんとどうしても

    お茶したいんだよね』

などと言って来させる

そして

『ああ本当に楽しかった!

    今日は会えてよかった!』

などと言い

1時間ほどで解散したりする

 

彼女から

『道がわからないから

   駅から一緒に行こう』

と誘っておいて

待ち合わせの時間に遅れてくるし

『後から追いかけるね』

というので事前に地図を送っても

たいして見ずに

『曲がるポイントで

   写真撮って送って』

とかなり手間のかかることを要求する

 

 

こんなにわがままを言われても

彼女の友達は多いし

目上の人にもとても可愛がられる

 

とにかく人をのせ

巻き込むのが上手く

頼みかたが絶妙で嫌味がない

 

最初は

「なんでわたしがそこまで…」

と思っているのに

いつのまにか まぁいいやと思わせる

 

 だから彼女は

老若男女問わずとてもモテる

 

 

 

 

彼女は数年前に

出世を期待されている

優秀な警察官と結婚した

 

彼の方から一目惚れし

今でも彼女のことが大好きだ

 

人見知りなのに

彼女の友人の集まりにも

呼ばれれば嫌な顔をせず参加し

彼女の友人の旦那とも仲良くしている

 

彼女のそれはそれは頑固で昭和な父親にも

頑張って認めてもらい

かなり絆の強い親族のなかで

うまくやっている

とてもよい旦那さんだ

 

 

こんなにわがままな女にぞっこんなんて

彼女はどれだけ美人なのかと

思うかもしれないが

 

 

彼女はお世辞にも

美人とはいえないタイプ

 

 

背は低く骨太で

浮腫みやすくいつもぽっちゃりしている

 

けれど姿勢がいい

いつも歩き方が綺麗だし

背筋が伸びている

あごはいつも少し上を向き

颯爽と歩く

 

 

服のセンスは致命的にない

どこで売っているのかわからない

ビビットな黄色に

郵便ポストのような赤を合わせたりする

 

けれど目の覚めるような明るい色や花柄は

彼女の明るい性格によく合うし

なぜか彼女は着こなしてしまう

 

 

化粧っけのない顔は

 口元はうっすらヒゲが生えている

メイクをしても

うっかり落とさず寝てしまうらしいし

スキンケアもたいしてしていない

髪も寝ぐせが直らないままのことがよくある

 

それでも彼女の表情は

ディズニーのプリンセスのように

いつも気品があるし

かと思えば

遠くに行ってしまったような

読めない表情をすることもある

 

 

彼女は人をよく褒める

会うと必ず褒められるし

その場にいない友人のことも褒める

「見習いたい!」「うらやましい!」

とは言うが

けっして自分を卑下したりしない

 

 

旦那さんのいいところもたくさん褒める

旦那さんがそこにいてもいなくても

誰の前でも褒める

甘い話やノロケではなく

人として素敵な部分を褒める

たまに文句も出るが

その倍は褒める

 

 

彼女から人の悪口は聞いたことがない

 

彼女をよく思わない同僚もいたらしく

陰で色々言われたこともあったようだが

完全に「無視」をきめこみ

そのことでグチをこぼすことは

ほとんどなかった

 

一番落ち込んでいるであろう時ですら

 

『職場でよく思われてないんだよね

    でもいいんだ

    わたしはやるべきことをやってる

    わたしが力になりたいのは

    陰口をたたく彼女たちではなく

    尊敬する上司の○○さんだから

    ○○さんに認めてもらえればそれでいい

 

    今日さほちゃんとランチできて

    たくさん笑ったー!』

 

と彼女は言った

 

 

 

 

彼女はとても芯がある

強い信念がある

人の目を気にして

曲げたりしないし

太い芯は いつでもブレない

 

自信がある

それは装った見た目ではなく

自分に正直に生きている

信念にしたがった正しい判断をしているという

内側から出る自信

 

それが彼女の表情を

より一層毅然としたプリンセスにする

 

きっと旦那さんは

彼女のそんな顔に一目惚れしたんだろう

 

口元のヒゲなど

些細なことでしかないのだ

 

 

彼女は人を動かすのがとても上手い

たくさんの注文をするから

「人にやらせておいて注文が多いな

  自分はなにもしないのに…」

と思うのだが

最後には絶対文句を言わない

これでもかと褒める

 

だから彼女が困っていると

あちこちから救いの手が伸びるのだ

 

 

彼がいても結婚しても

彼女を助ける男性は多い

 

 

 

本当の意味での「モテ」って

こういうことなんじゃないかなって思う

 

 

だからわたしは

「自分はモテていない」

「全然だなぁ」

と思う

 

内側からくる自信がないからだ

 

どんなに外側を小綺麗にしても

それで自信をつけたつもりでも

 

内側が揺らぐから

外側の自信も揺らぐ

 

外側をみて寄ってきた人達を

信じられないのは

自分の自信が揺らいでるからなのだ

 

 

 

婚活は後回し だなんて

悠長なことを言っていられる年齢ではないが

 

まずは自分に自信をつけないと

始まるものも始まらない気がしている

 

 

素直に

「わたし最近モテてるな うれしいな」

と思えるようになるのだろうか

 

 

褒め上手な彼女に

褒められながらも

まだゆらゆら揺らいでいる

 

今日このごろです